小児歯科
このページの目次
柏市民の小児はフッ素が1回無料(自己負担0円)で受けられます
当院は、歯科保健事業指定医療機関で、「フッ化物歯面塗布事業」指定施設です。
2歳6ヶ月になったらフッ素塗布(自己負担0円!)
柏市では、歯っぴいカムカムかしわっ子作戦「フッ素でピカピカ編(フッ化物歯面塗布事業)」と題し、2歳半に達した小児を持つ家庭へ、指定歯科医院にて無料でフッ素塗布が受診できるハガキを郵送しております。当院はその指定歯科医院ですので、ハガキをお持ちいただければ1回自己負担なしでフッ素塗布が受診できます。(詳しくはこちらから柏市ホームページをご覧下さい)
お子さんの歯科治療に対する当院の取り組み
歯科医院の一般的な診療科目には、「歯科」とは別に「小児歯科」があります。これは、子どもたちの歯を専門に治療する科です。実は、大人の歯と子どもの歯では、治療に対する考え方や方法が異なるのです。
お子さんが歯医者嫌いにならないために
大人と子どもでは歯科治療に対する考え方が異なると言いましたが、虫歯になったときに、悪い部分を削って金属の詰め物や被せ物をするという点は同じです。
しかし、治療を行うまでの過程が違います。子どもたちの治療に際しては、子どもたちが歯科医院に通うのが嫌いにならない取り組みが必要なのです。当院では、その点で次のようなことを意識しています。
取り組み1 歯医者さんに慣れてもらうことがスタート地点
お子さんが来院された場合、当院ではいきなり治療を始めないようにしています。
お子さんは、歯医者さんに来てとても緊張しています。ですから、まずは院内の様子に慣れてもらうことが大切です。
治療の道具を触ってもらったり、ゆっくりお話をしたりして、まずはこの場所に慣れてもらうことから始めましょう。
取り組み2 受ける治療のことを説明し、理解してもらう
子どもに難しいことを伝えても理解できないだろうと考えて、何の説明もなしに治療を始めることはありません。できる限り理解してもらってから治療を行います。
虫歯の原因や治療方法は決して子供たちにとって理解できないわけではありません。
わかりやすい言葉や例えを使って説明すれば、子どもたちは自分の受ける治療について十分に理解することができるのです。当院では、そのための努力を惜しみません。
取り組み3 治療の際は親御さんにも立ち会ってもらう
当院では、お子さんの治療時に親御さんにもできるだけ立ち会ってもらうようにしています。これは次の2つの点で大切なことなのです。
1つは、親御さんに立ち会ってもらうと、子どもたちが適切な歯科治療を受けていることを親御さんにも証明することができます。
2つ目は、親御さんにも歯の治療に関する知識を付けていただくという理由があります。自宅に戻った後、お子さんのお口の健康を守るのは親御さんです。ぜひ、家族全員で歯の健康を意識してもらいたいと考えています。
取り組み4 咬合誘導の提案
子どもたちの歯やあごは成長段階にあるので、常に移動しています。あごの骨が発育し、すべての歯が永久歯に生え変わるまでは動き続けています。ですから、今の時点で歯並びが良くても、大きくなるにつれて変化する可能性があるのです。
そこで重要になるのが「咬合誘導(こうごうゆうどう)」です。これは、これから成長するにつれて変化する歯並びを予測し、咬み合わせを正しい状態に導くという小児歯科ならではの考え方です。
子どもを虫歯菌から守るために親御さんにしてほしい2つのこと
虫歯は、虫歯菌によって歯が溶かされている状態のことで、感染症の1種です。ですから、虫歯菌から歯を守ることが虫歯予防の基本になります。そのためにできることを2つご紹介します。
-
①感染源を取り除く(親の口内を清潔に)
お子さんが虫歯になる大きな原因は、お母さんのお口にひそんでいる虫歯菌だということをご存じですか?口移しで食事を与えていると、虫歯菌も移してしまう可能性があるので注意してください。お母さん自身も、口内環境を清潔にすることを意識し、予防歯科に取り組んでください。
-
②虫歯菌から子どもを守る工夫をする
虫歯菌は、からだの抵抗力が弱くなったときに感染しやすくなるので、からだ全体の健康を意識することが大切です。栄養豊かでバランスの取れた食事と運動によって、子どもたちの抵抗力を高めることを心がけてください。抵抗力が高まれば自然と虫歯もできづらくなります。
子どもたちの歯を強くする歯科医院での3つの方法
ご家庭で子どもたちの抵抗力を高めることに加えて、歯科医院で行う虫歯予防を取り入れてください。3つの方法をご紹介します。
-
正しい歯磨き指導
歯みがき方法は、自己流でなく、上手に磨くためには専門家による指導を受けることをオススメします。当院では、お子さんが自分で楽しく磨けることを目指し、丁寧で楽しい歯磨き指導を行っています。
-
歯の溝を埋める シーラント
お子さんの歯は、大人の歯と比べて弱く、歯の溝に食べかすが残ってしまうと簡単に虫歯になりやすくなります。その溝を、シーラントというプラスチック素材で埋めるという治療法があります。
-
予防効果を高めるフッ素
歯磨き粉にはフッ素と呼ばれる成分が含まれていますが、この成分は歯の抵抗力を高めてくれます。歯科医院では、これを直接歯に塗布して、虫歯になりやすいお子さんの歯を強くしています。
大津ヶ丘で小児歯科をお探しの方はぜひ当院へご相談ください
当院の小児歯科は、歯の「治療」ではなく歯を「守る」ことに力を入れています。大津ヶ丘には多くの子どもたちが住んでおり、当院にも毎日多くの子どもたちが来院しています。柏市で小児歯科をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。